不眠症の分類 3
不眠症は、以前からそのタイプによって、「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」の3つに分けられていましたが、「中途覚醒」と「早朝覚醒」は同時にみられることが多く、原因も同じことが多いので、この両者は一緒にして睡眠維持障害ということもあるようです。
これらの不眠症の原因には種々なものがあります。
1.環境因子によるものとしては騒音や室温など
2.身体因子としての痛み、発熱などと高血圧や喘息などの疾患によるもの
3.脳の病気によるもの(脳梗塞や脳動脈硬化症など)
4.精神病が原因としてあるもの(精神分裂病と躁うつ病)
5.神経症など本人の性格に関連したもの
6.老人性のもの、の薬剤やアルコールなどを急激にやめた時に起るものなどがあり、その他に原因のはっきりしない「本態性」といわれるものがあります。
・・・それぞれの睡眠障害の特徴や対象は、別の機会で述べることにしますが、不眠症といってもその原因をよくたしかめて、その対策を考える必要がありますので、いきなり睡眠薬を使用するのは考えものです。
脳の病気を除いた内科的疾患でも、羽毛 布団による夜間の睡眠といろいろな意味で関係の深い病気が多いものです。
狭心症の発作が夜間に多くみられることは、昔から知られていますが、どういう睡眠の時期に多いかは、最近になってわかってきました。